「マイナビオールスターゲーム２０２２・第２戦、全セ－全パ」（２７日、坊っちゃんスタジアム）

　第１戦の最中に中日の大野雄大投手が、球界で話題となっている日本ハムのきつねダンスをベンチで踊っている姿が映し出されると、ネットが動揺した。

　「中日の選手が踊った、だと」。

　きつねダンスはクセになるメロディーと、きつねの耳をつけたファイターズガールのかわいさで話題となっているダンスで、日本ハムのホーム試合で１試合に一度イニング間に行われる。他球団の選手、交流戦ではセ・リーグ球団の選手も思わず踊ったことで話題となったが、６月の交流戦、連敗が続いていた中日は、きつねダンスに見向きもできず、また、同３連戦中に波留コーチがベンチで怒声を浴びせる姿がテレビ中継で映ったことから、「それは踊れないよな」と逆に話題を呼んでいた。

　中日の球団公式ツイッターは「きつねダンスを披露した大野雄大投手　何かとドラゴンズと話題になっていた案件でしたが、エースが口火を切ってくれました！」と動画を投稿。動画の中で大野は映像に映っていたことに「マジっすか。よっしゃ」とガッツポーズ。「ＹｏｕＴｕｂｅでみて、練習してきました。札幌ドームに行った時も、めっちゃガン見して踊りたかった。先発なんでさすがに踊れなかったんですけど」と、告白。「中日の選手は無表情でベンチに座っていたって話題になっていたんですけど、ほんまは中日の選手も好きやし、踊りたかったと思うんですけど、今日は僕がそれを爆発させてきました」と、笑顔で語った。