侍・栗山監督 エンゼルス・大谷の出場に期待「信じている」WBC対戦カード発表
来年3月開催のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の主催者が28日、都内で会見を開き、東京ドームで3月9日に開幕する1次リーグの対戦カードを発表。会見に出席した侍ジャパン・栗山英樹監督(61)は、出場に意欲的な米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手(27)についても言及した。
WBC出場への思いを語った大谷に対して、栗山監督は「すべての選手が出たいと思ってくれていると信じている。そういう形で受け取った」と言葉を選びながら答えた。
ただ、大会方式が変わる今大会に右腕の選出は大きな力となる。1次リーグは3月9日の初戦に中国戦、翌10日の韓国戦など4試合。それを突破すると、今大会は準々決勝での一発勝負で米・マイアミでの準決勝進出を懸ける方式となった。
「緊張感とプレッシャーは、相当に出る戦いになると思う」と栗山監督。大谷選出となれば、米国行きへの重要な一戦を託す選択肢も生まれる。さまざまな可能性を含み、史上最高の大会となる予感を漂わせていた。