ソフトバンク・千賀が5回10奪三振も2被弾など5失点の“怪投”で降板
2枚
「ソフトバンク-西武」(29日、ペイペイドーム)
ソフトバンクのエース・千賀滉大投手(29)が“怪投”を演じた。
5回までに10奪三振をマークした一方で、本塁打2発を含む8安打を浴びた。結局112球を費やす苦しい内容となり、5回5失点で降板した。
なかでも獅子の主砲に叩きのめされた。初回、1死一、三塁から西武4番の山川に先制適時打を許した。そして2-1とリードして迎えた四回だ。オグレディに13号の同点ソロを献上。さらに自身のけん制悪送球などもあり2死一、二塁とし、またしても山川だ。1ボールからの2球目、148キロのカットボールが真ん中高めに浮いたところを完ぺきにとらえられた。左翼席へ30号3ランを運ばれ、2-5と試合をひっくり返された。
千賀はこの試合が始まるまで防御率1・70でパ・リーグ防御率1位に立っていたが、投げ終えたところで2・05に悪化してしまった。