西武・山川 リーグ最速30号で首位浮上「4番としてやるべきことやる」
「ソフトバンク2-5西武」(29日、ペイペイドーム)
後半戦初戦から爆発した。西武・山川が2-2の四回に3ランを放ち、リーグ一番乗りとなる30号に到達。3年ぶりの大台でチームの首位浮上に貢献し「首位攻防戦だから気持ちはかなり入っていた。全打席集中できた」と笑顔で振り返った。
オグレディのソロ本塁打で同点とし、なお2死一、二塁と勝ち越しの好機。千賀が投じた高めに浮いた変化球を捉えた。26日のオールスター戦での本塁打同様、完璧な当たりでペイペイドームの左翼席中段に放り込み「球宴の1打席目からかなり感じが良かった」と手応えを語った。
0-0の一回1死一、三塁で適時打、三回にも左前打を放った。好発進でチームは貯金6。3年ぶりのリーグ制覇へ「4番打者として自分のやるべきことをやる」と力強い主砲の打棒は欠かせない。