コロナ禍の巨人 31日のDeNA戦も中止「内野手は3人しか確保できない見通し」
DeNA、巨人は30日、31日のDeNA-巨人戦開催について、巨人の新型コロナウイルス陽性判定者拡大に伴い、引き続きチーム編成が困難なことから、中止することを発表した。
新型コロナウイルスの集団感染により29日、30日の2試合が中止となり、この日までにNPB、巨人と再度検討を重ねていた。
巨人は「本来必要な内野手4人のうち、31日の試合は3人しか確保できない見通しとなったことから、横浜DeNAベイスターズにご報告し、当球団の状況をご理解いただいた上で、12球団による持ち回りの臨時実行委員会で試合中止のご了承を得ました」と報告。チームは最も早い27日に復帰した3人について、29日夕方の時点で3日間のトレーニングの結果を確認したところ、3選手とも上半身及び下半身の筋力が公式戦に出場できる水準に戻るにはまだ数日かかり、31日の試合に出場させた場合は大きな故障につながりかねないと判断したという。
巨人は28日の時点で「隔離期間を終えた選手は全員、早期の実戦復帰を目指して懸命にコンディショニング調整を続けており、31日の横浜DeNAベイスターズ戦については、今後のコンディションをぎりぎりまで見極めたうえで、試合に臨むことができるか判断することにいたします」としていた。巨人は球宴前の22~24日の中日戦も中止となっている。