ソフトバンク力負け 大関が三回途中KOも藤本監督「他のピッチャーいますか?」
「ソフトバンク0-6西武」(30日、ペイペイドーム)
勝てば首位を取り返せるソフトバンクだったが、完全な力負けだった。
先発の大関が2回1/3を4失点で早々にKOされた。2年目の左腕は前半戦に6勝を挙げてブレイクし、オールスター第1戦の先発も任された。しかし、今月は20日の楽天戦(北九州)でも2回8失点(自責5)と大炎上するなど、月間防御率8.10と急ブレーキがかかっている。
大関は「前回(20日)の試合の反省をして、自分の中で修正して試合に臨みましたが、立ち上がりから失点してしまい、苦しい試合にしてしまった。本当に申し訳ないです。次回の登板で何とかしたい」と苦しいコメントをした。
藤本監督も「球が高いよね」と渋い表情。それでも「ローテを外すとかない。誰かほかのピッチャーいますか?」とファーム調整は否定した。
また、打線は7安打を放ったもののホームが遠く、さらに元気もなかった。九回には空振り三振を喫した柳田が思わずバットを叩きつけて悔しがるシーンもあり、フラストレーションはたまっているようだ。藤本監督は「西武がファーストストライクをどんどん振ってくるのに、ウチは見逃す。その差じゃないかな。自分のタイミングで振るのと、振らされるのとの違い。もう一度打撃コーチと話をしていきたい」と話した。