オリックスが4連勝!2位鷹に0・5差接近 中嶋監督は杉本に「いい状態ではある」
「ロッテ4-6オリックス」(30日、ZOZOマリンスタジアム)
オリックスがロッテに逆転勝利を収め、今季3度目の4連勝。貯金を3に増やし、2位・ソフトバンクとは0・5ゲーム差となった。
先発は28日に支配下登録されたばかりの東。不運な当たりもあったが、五回途中4失点(自責3)で降板となった。中嶋監督は「惜しかったですよね。頑張ってしっかり投げていた。欲を出したわけじゃないんでしょうけど。これが1軍なんだろうなって。初回の入りは良かったですし、よく攻めました。点は取られましたけど、全然ひるまずと言うか、よく投げていると思います」と高く評価。次につながる投球内容だった。
その後は5投手の継投で無失点。守護神の平野佳が新型コロナ陽性で不在の中、最後はワゲスパックが締めた。指揮官は「全員でつないでいくっていう形が本当にいい形になってきていると思うので。勝ち負けの投手関係なく、みんなでやっていかなきゃいけない。連戦でもそうですし、連投でもそうなるし、みんなでやるしかないと思います」と今後も投手一丸となって、戦っていく。
打線は六回に紅林が同点の犠飛。七回には2死二、三塁から杉本が勝ち越し適時打。杉本は前夜の2本塁打5打点に続き、この日も殊勲打を放った。さらに、宗も続いてこの回は2得点を挙げた。
「欲を言ったらキリが無いですけど、それでもしっかり点を取っていくのが大事になる。その点ではいいと思います」と打線のつながりをたたえた。決勝打の杉本については「状態的には非常にいい状態ではある。でもすぐね、別の方向にいっちゃう時があるので。しっかり見とかなきゃいけない」と笑った。
首位・西武を2ゲーム差で追いかける昨季王者。後半戦を連勝でスタートさせた。