中日の新外国人レビーラ「ドラゴンズを助けるために来た」 デビュー戦で初アーチ含む2安打2打点
「広島0-3中日」(30日、マツダスタジアム)
この日出場選手登録された中日の新外国人、ペドロ・レビーラ内野手が「6番・左翼」でスタメン出場し、初本塁打を含む2安打2打点と活躍。五回に左翼席上段に来日初安打となる先制の1号ソロを放ち、八回1死二塁の好機でも三塁線を破る適時打を放った。
試合後はヒーローインタビューを受けた。
(まずは日本語で「ありがとうございます」とあいさつ)
-五回のホームランはどんなことを考えて打席に入った?
「とにかくバットにボールを当てることだけを心掛けていた。すごくいいふうに打ててホームランになって、とてもうれしい」
-左翼へものすごい当たりだった。感触は?
「打てる球を待っていた。完璧ぐらいにいい当たりだった。チームに感謝。使ってくれたベンチにも感謝。ありがとうございます」
-八回のタイムリーは大きな追加点になった。
「ランナー二塁のチャンスで回してもらったので、打てる球を待っていた。いい追加点になって良かった」
-左翼の守備は?
「あまりレフトは守ったことがないが、チームのために自分ができるところで頑張った」
-ドラゴンズファンに向けて。
「自分は1カ月前に来日したばかりだが、ドラゴンズを助けるために来た。ファンの皆さまの素晴らしい応援ありがとうございます。精いっぱい頑張りますので、よろしくお願いします」
キューバ出身で来日前は21-22年の国内リーグで本塁打王(74試合で26本塁打)に輝いた実績を持つ。今年6月に中日と育成選手契約を結び、7月27日に支配下登録された。