西武・与座がプロ初完封!チーム一番乗りで8勝目 首位攻防戦2連勝貢献
「ソフトバンク0-6西武」(30日、ペイペイドーム)
テンポ良く、すいすいと投げ込んだ。西武・与座は7安打に抑え、5年目でプロ初完投を完封で飾った。今季12球団で唯一完投がなかったチームで一番乗りし8勝目。首位攻防戦2連勝に貢献し、「非常にうれしいし何より疲れた」と心地よさそうに話した。
初回1死一、三塁でデスパイネを二ゴロ併殺打。最初のピンチを脱して以降は緩急、高低、コーナーを巧みに使って打ち取った。
小学生の時にインストラクターの父にテニスを教えてもらっていた。ラケットを振る動きが今に生き「横回転の動きが得意」と言う。控えだった沖縄尚学で横手投げにし、岐阜経済大(現岐阜協立大)で下手投げに転向し飛躍。ウイニングボールは今年、結婚した妻に渡すと言い「大学時代から見守ってくれ、支えてもらっている」と実感を込めた。