日本ハム敗戦の中に光 清宮躍動「よっしゃ」2打点 好調キープでプロアマ戦へ
「楽天10-5日本ハム」(31日、楽天生命パーク宮城)
敗戦の中で光明となったのは日本ハム・清宮の躍動だ。1点を追う三回1死一、二塁。楽天先発・藤平の初球のカーブを捉え、一時は逆転となる右中間を破る2点適時三塁打を放った。
「何とか1本という思いだった。感触もよかったし、よっしゃ!って感じだった」と清宮。2点リードの六回も右前打で追加点の起点となった。初出場の球宴では第1戦のサヨナラ弾でMVPを獲得。後半戦へはずみをつけた形だが「毎日毎日の積み重ね」と謙虚な姿勢は崩さない。
8月1日のプロアマ特別試合では、U-23NPB選抜の4番として出場予定。ハードな日程でも「しっかり自分のプレーができるようにと思う」と意気込む。試合は終盤に逆転を許し敗戦。それでも1つ1つの経験を成長の糧に、残りのシーズンへと臨んでいく。