コロナ禍の巨人発表 2日の阪神戦は開催へ 臨時12球団代表者会議で再開を報告

 プロ野球の臨時の12球団代表者会議が1日に行われ、巨人が2日の阪神戦(東京ドーム)から試合を開催する見通しであることを報告した。

 その後、球団が「試合挙行に必要な選手数を確保できる見通しが立った」として、正式に開催を発表した。チームは新型コロナウイルスの集団感染により7月22日からの中日3連戦、同29日からのDeNA3連戦が中止となっていた。

 日本野球機構(NPB)の岡本邦夫管理本部長は「代表者会議の中で、巨人の方から明日の公式戦から再開する見通しということで報告ありました」とし、「試合をどうするかというのは実行委員会で決めているんですけども、今のところその予定はなく、巨人さんの方からは再開する見通しということで情報をいただいたというところでございます」と語った。

 この日、球団ホームページで「当球団は、本日8月1日に開かれた12球団代表者会議において、8月2日から東京ドームで予定されている阪神タイガースとの公式戦について『現時点でそろえられる限りのベストメンバーで開催させていただきたい』旨報告いたしましたのでお知らせします」と通知した。

 同23日までの5日間で支配下選手69人中、菅野、岡本和、丸ら主力を含めて38人が陽性判定。28日に支配下登録70人枠の最後の1枠を、育成契約の勝俣を支配下登録して埋め、1軍の公式戦に出場可能な内野手を3人に増やしたが、それでも内野手が不足している状況だった。

 31日のDeNA戦が中止決定後は「当球団としては、選手たちがコンディション不良のまま実戦に臨んで大きな故障をしないことに留意しながら、試合挙行に必要な最低限の選手数がそろった時点で、すみやかに公式戦に臨むことにいたします」としていた。

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