ヤクルト・村上「一人では成し遂げられないこと。本当にいろいろな方々に感謝」【一問一答】
「ヤクルト5-0中日」(2日、神宮球場)
球史を豪快に塗り替えた。ヤクルトの村上宗隆内野手(22)が、中日14回戦の初回と三回に38、39号本塁打を放ち、NPB新記録となる5打席連続本塁打の偉業を成し遂げた。王貞治、ランディ・バースといったホームランアーチストでも達成できなかった厚く、高い壁を、若き主砲が軽々と乗り越えた。
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-今の気持ちは。
「いや、実感が湧かないですね。本当にうれしいですけど、実感はあんまり湧いていないです」
-この喜びを誰に伝えたい?
「まずはお父さん、お母さん。そして応援してくださる全国のファンの皆さま。そしてこういう記録は、自分一人では絶対に成し遂げられないことなので、日頃から僕の体をケアしてくれる先生だったり、チームのトレーナーさんだったり、本当にいろいろな方々に感謝したいなと思います」。
-2本のアーチを振り返って。
「1本目は本当に今年一といっていいくらい完璧なホームランでしたし、2本目も体勢を崩されながら、いいフォロースルーといい押し込みで打てたので、どちらとも本当にいいホームランだったかなと思います」
-5打席連発は史上初の快挙。
「知りませんでした。5打席連続打てたらいいなぁ…くらいの気持ちで。ちょっと狙っていましたけど(ニヤニヤ)。それくらいの気持ちでいきました」
-6打席連続本塁打を狙った第3打席は。
「まあ(笑い)。もう一発打てたらいいなという気持ちでいきましたけど。回の先頭だったので。追い込まれた瞬間、なんとか塁に出る気持ちで、いきました」
-今後の目標は。
「全てのタイトルを取りたいという目標はシーズン当初から変わらず達成したいですし、これから本当に厳しい試合がまだまだあるので、もう一度気を引き締めて頑張りたい」
-いつか6打席連発狙いたい気持ちは?
「あります!!」