ヤクルト 村上の次はサンタナが大爆発 2打席連発5打点の大暴れ
「ヤクルト-中日」(3日、神宮球場)
ヤクルトのドミンゴ・サンタナ外野手が、2打席連発となるアーチで“5番の貫禄”を見せつけた。
まずは2点を追う初回だ。山田の三ゴロの間に1点を返すと、2死一塁で周ってきた打席だった。「村上が2死から出塁してくれた」と絶好調の4番の後ろを打つ助っ人が本領発揮。打球をフルスイングではじき返すと、文句なしの8号2ランで逆転に成功した。
さらに三回だ。中日の2番手・根尾と、ヤクルトクリーンアップの対戦。まずは山田が左翼・ガルシアと中堅・大島の間に落ちる安打でまずは出塁すると、村上の打球は遊撃・土田が悪送球で一、二塁と好機は拡大。相手のミスにつけ込むと、続くサンタナが初球を強振し、今度は右翼席へ。2打席連発となる9号3ランで、この日は5打点と大暴れした。
サンタナが1試合2本塁打を放つのは、7月18日の巨人戦以来、今季3度目。助っ人は「今日の練習から逆方向へ強い打球を意識して取り組んできたことがしっかり出せた。追加点が取れてよかった」と納得の一打を振り返った。