DeNAがサヨナラで後半戦連勝発進 敬遠に燃えた牧が好機拡大 最後は宮崎が決めた!
「DeNA6-5広島」(3日、横浜スタジアム)
DeNAがサヨナラ勝ちで後半戦開幕から連勝発進となった。借金を「1」に減らし、勝率5割復帰が目前となった。
延長十一回、1死二塁から佐々岡監督は3番・佐野を申告経験で歩かせた。ここで迎えるのは4番・牧。広島・藤井が投じた浮いた変化球を左前にはじき返し、1死満塁と好機を広げた。
最後は宮崎が「ゲッツーだけは打ちたくないなと思って打席に入った」と右中間へきれいに打ち返し、「最高の気分です」と仲間たちから歓喜のウオーターシャワーを浴びた。チームは今季4度目のサヨナラ勝ち。宮崎は通算6度目の劇打となった。
チームは後半戦開幕に予定されていた巨人3連戦が、相手のコロナ禍により3試合とも延期に。今カードの広島3連戦では球界で初めて襟付きのド派手デザインユニホームを身にまとっているが「毎年、毎年、新しいユニホームを着させてもらって、今年も縁起のいいユニホームを着させてもらっているなという感じです」とニンマリ。「全員がヒーローで勝ち取った勝利だと思います」と誇らしげに語った。