巨人・中田「自分ができる事をやり続けるだけ」猛攻呼ぶ先制打で勝利貢献
「巨人7-0阪神」(4日、東京ドーム)
巨人・中田翔内野手が二回の猛攻の口火を切り、チームの連敗を4で止めることに大きく貢献した。
二回無死一、二塁。この絶好機で確実に仕留めた。ウィルカーソンから右中間に運ぶ先制の適時二塁打。「コンパクトに強く振ろうと思っていました」。
この一打で一気に流れをつかみ4者連続適時打で右腕をKO。この回は打者一巡の猛攻で一挙5点を奪って主導権を握った。
チームは新型コロナウイルスの集団感染が起こり、自身も陽性判定を受けた。療養中は「早く野球がやりたい気持ちを抑えて家の中でできる事をしっかりやって過ごしていました」。努力は怠らない。3日から2日連続で早出特打を敢行。「いろいろと考えた中で、確認したい事、やりたい事があったので早出をやりました」と明かす。
その効果もあって3日から2戦連続マルチ安打をマーク。ただ中田に慢心はない。「今、自分ができる事をやり続けるだけです」。地道な積み重ねで、チームの勝利に貢献し続ける。