ソフトバンク・デスパイネがサイクル安打リーチ 残すは通算3本の三塁打

 1回、デスパイネが左越えに先制二塁打を放つ
 5回、デスパイネに右中間2ランを許す滝中
 5回、2ランを放ちポーズをとるソフトバンクのデスパイネ(手前)
3枚

 「ソフトバンク-楽天」(5日、ペイペイドーム)

 ソフトバンクのアルフレド・デスパイネ外野手(36)が自身11試合ぶりの6号2ランを放った。

 2-1で迎えた五回裏無死一塁だった。楽天先発の瀧中の直球を右中間方向へ運んだ。低い弾道の打球だったが、力強く伸びてホームランテラスへ飛び込んでいった。

 デスパイネは初回に先制適時二塁打、三回には左前打を放っている。1試合3安打は今季初だ。なお、三塁打が出ればサイクル安打となる。巨漢のデスパイネだが、昨季の1本を含めて来日9年間で通算3本の三塁打を放っている。

 デスパイネ自身も意識をしているようで、「真っ直ぐを捉えることができた。ギータ(柳田)がチャンスメークしてくれたので何とか生かそうと思った。最高の形で追加点を取ることができて嬉しいよ」と話した後に、「あとは3ベースヒットだね。この後も頑張っていくよ」と笑顔を見せた。

 また、ソフトバンクはデスパイネに続き、中村晃が2者連続アーチとなる3号ソロを放った。5回終了までに5-1とリードしている。

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