横浜・玉城主将が選手宣誓 コロナ禍での夢舞台で「恩返しがしたい」「最高の夏に」

 選手宣誓をする横浜・玉城陽希主将(撮影・伊藤笙子)
 選手宣誓する横浜・玉城陽希主将(撮影・石井剣太郎)
 開会式に臨む大阪桐蔭の主将ら(撮影・石井剣太郎)
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 「全国高校野球選手権・開会式」(6日、甲子園球場)

 3年ぶりに入場制限は設けずに一般客を入れて夏の甲子園大会が開幕した。開会式は天候不良のため約30分遅れで開始。新型コロナウイルス集団感染により浜田(島根)帝京五(愛媛)有田工(佐賀)九州学院(熊本)、県岐阜商(岐阜)と複数選手が体調不良を訴えている九州国際大付(福岡)の計6校が開会式を欠席し、残りの代表43校が参加した。

 開会式は通常通り行われる予定だったが、前日5日に急きょ変更。主将のみが参加するようになった。

 開会式では横浜・玉城陽希主将が選手宣誓を行った。

 「宣誓、今年は野球伝来、150年の節目にあたります。記念すべき年に聖地、甲子園で野球ができる喜びに満ち溢れています。

 ただ、今現在も収束しないコロナウイルス感染症の予防に最大限つとめ、日々の生活を送っています。けがで思うように野球ができず、グラウンドにさえ立てない時期もありました。また、チームをどうまとめていくか悩むこともありました。これらの苦しい時期を乗り越えることができたのは、ほかでもないここに甲子園があったからです。そして、指導者の方々、チームの仲間、家族の強い絆があったからと確信しています。

 だからこそ結束力のある野球で恩返しがしたい。一球一球に全力を注ぎ、一投一打に思いを乗せ、高校生らしく、堂々と、はつらつと、そして感謝と感動の高校野球であらたな歴史に名を刻めるよう、全身全霊でプレーをし、最高の夏にすることを誓います」

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