「オリックス－日本ハム」（７日、京セラドーム大阪）

　日本ハムの片岡がプロ初安打を放った。７番・右翼でスタメン出場。二回、無死一塁から右前にクリーンヒットを放ち一塁ベース上で笑顔を見せた。

　新庄ビッグボスはすかさず記念のボールを要求。受け取った後、スタンドにかざした。ファンも拍手で祝福した。

　片岡は「まずは１本出て、ほっとしています。応援してくださった皆さんに感謝したいです」とコメントした。

　５日のオリックス戦で途中出場した片岡は、九回に二塁へのゴロを放ち一塁ヘッドスライディング。判定はセーフだったが、リプレー検証の末、アウトとなり、プロ初安打は幻となっていた。

　この日と同様に記念のボールをいったんは手にした新庄ビッグボス。試合後は「あれ、ヒットにしてよね。ヒットでいいでしょ？」とがっかり。気を取り直して、「次、きれいなヒットでプロのスタートを切ってもらえたら気持ちいいかな」と期待していたが、２日後に“きれいなヒット”で正真正銘のプロ初安打を記録した。