日本ハム、またオリ杉本に死球 球場騒然 2日間で3つ目 前日謝罪の新庄Bボスも心配そうに見つめる
「オリックス3-5日本ハム」(7日、京セラドーム大阪)
日本ハムがまたオリックス・杉本に死球を与えた。九回にマウンドにたった井口の2球目が足もとへ。杉本の右足に当たり、そのまま倒れ込んだ。球場は騒然。杉本は少し憤りの様子をみせながらも、すぐに立ち上がって、肘当てなどを外し、一塁へと向かった。
前日は三回に日本ハム先発の田中が杉本に2打席連続死球を与え、一触即発モードとなったが、日本ハム・新庄監督が杉本のもとに歩み寄り、異例の謝罪で収束させた。前日の試合後、新庄監督は「いいバッターにはインコースのシュートを投げないといけないが、ぶつけるまでのコントロールのなさは良くない。ぎりぎりで攻めて攻めて、攻める分にはいいけど。2回も当てたら、そりゃ怒るよ」と田中に苦言を呈し、杉本の反応を理解。
杉本とのやり取りについては「インコース、いかないと仕方ないから悪いことしたね」と伝えたところ、「あ、ビッグボスだ」と反応があったことを明かしていた。
2日間で同じ打者に3つ目の死球。ベンチから見つめた新庄ビッグボスも少し心配そうだった。