新庄ビッグボス熱望「ドラフトで即戦力を」 米で奮闘中の加藤豪将も「おもしろい」

 日本ハム監督の新庄剛志ビッグボス(50)が、来季に向けて即戦力選手の補強を訴えた。「ドラフトで即戦力取りたいすね。もう甲子園メンバーじゃなくて。怒られるかな」と切望した。

 「即戦力。2年に懸ける。来年、再来年と。即戦力ほしいですね。ピッチャーも、野手も、キャッチャーも。全て」。“将来性”でなく、“即戦力”を連呼して強調。具体名も飛び出した。「若くて今年戦力外になったアメリカの野手で。名前なんだったかな。そう、加藤君。加藤君、おもしろいかなと思って。ドラフトかければ。足も速いらしいし、根性もあるみたい」と現在メッツ傘下3Aでプレーする加藤豪将を“指名”した。

 米国生まれで二重国籍を持つ加藤は13年のドラフトでヤンキースから2巡目で指名された。今季はブルージェイズでメジャー初昇格。その後。メッツに移籍したが、出場機会がないまま6月に40人枠から外れた。現在は再昇格を目指して3Aでプレーするが、来季日本球界でプレーする希望があれば名乗りを上げたい思いだ。

 ここまで話して、「あっ、1年契約でした。1年契約。気持ちは2年。俺がいた方がいいでしょ?」と笑うビッグボス。1年契約だが、新球場元年となる来季の采配も視野に入れる。「選手を固定していきながら、控えも分厚い。おもしろいですよね。来年は2位は考えていない。2位も6位も一緒なので。もうトップしか考えていない」。現在鍛え上げているチーム。さらに複数の即戦力選手を加えて、日本一の座を見据えた。

 ◆加藤豪将(かとう・ごうすけ)1994年10月8日生まれ、27歳。米国カリフォルニア州出身。185センチ、89キロ。右投げ左打ち。内野手。13年にMLBドラフトでヤンキースから2巡目(全体66番目)で指名。マーリンズなどを経て21年12月にブルージェイズへ。22年4月にメジャー初昇格。同年5月にメッツとマイナー契約。

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