正念場のロッテ 佐々木朗に中6日先発GOサイン 井口監督「指は問題ない」
ロッテの佐々木朗希投手(20)が10日のソフトバンク戦(ゾゾ)に先発することが8日決まった。井口監督が6月3日以来となる中6日先発にGOサインを出した。7月1日・楽天戦で右手中指のマメをつぶした後、登板間隔には慎重だったが、前回8月3日・楽天戦では指の影響はなく投げられたことを強調。「朗希は水曜日でそのままにします。指は問題ないです」と明かした。
勝利の方程式を担うオスナ、東條、小野のリリーフ陣が新型コロナウイルスの陽性判定を受けて離脱中でもあり、次回は長いイニングを投げることを期待する。「中継ぎがまだ帰ってきてないので、そういう意味ではなんとか」と指揮官。100球以内の球数制限はあるが、省エネ投法で守護神の益田につなぐことを願う。
11日の第3戦には20年9月に右肘のトミー・ジョン手術を受けた種市が先発復帰する。後半戦は3カード連続負け越しと正念場のロッテがロメロ、佐々木朗、種市で優勝争い生き残りをかける。