選手宣誓の横浜・玉城主将 初戦突破も「時間が一瞬で過ぎていく。まだまだ物足りない」

 6回表、選手をマウンドへ集める横浜・玉城(右)
 8回、三塁手の送球がそれて交錯する横浜・玉城と一塁手の三重・浅井(撮影・伊藤笙子)
4回、三重・宇佐見の打球を捕球する横浜・玉城(右)
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 「全国高校野球選手権・1回戦、横浜4-2三重」(9日、甲子園球場)

 2年連続20度目出場の横浜が1回戦を突破。節目の甲子園春夏通算60勝目を挙げた。

 横浜は、三重の好投手・上山を相手に好機を生かして効果的に加点。2年生エース左腕・杉山遥希投手を中心に、投手戦を制した。

 リードした主将の玉城陽希捕手(3年)は杉山について「1年間ずっとやってきて、頼もしい。杉山自身も自覚があって、頼る部分がある。バッテリー一体でやっていけたら」と信頼。試合中は「安心して投げてこい」と声を掛けていたという。村田監督も「杉山は一生懸命投げていた。玉城が良い部分と良い球を引き出してくれ、なんとかかわすことができた」と話した。

 今大会は、6日の開会式で選手宣誓を務めた。実際に甲子園のグラウンドでプレーをし「気づいたら時間が一瞬で過ぎ去っていく。まだまだ自分としては物足りない」と玉城主将。「結束力のある野球で恩返しがしたい。一球一球に全力を注ぎ、一投一打に思いを乗せ、高校生らしく堂々と、はつらつと、そして感謝と感動の高校野球で新たな歴史に名を刻めるよう、全身全霊でプレーをし、最高の夏にすることを誓います」などと力強く宣言しただけに「また磨きをかけていきたい」と決意を新たにした。

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