DeNA、過去4勝14敗の青柳対策で左打者ずらり 最後は強力・右の代打陣でサヨナラ!

 お立ち台でポーズを決める大田(左)と今永(撮影・堀内翔)
 サヨナラ打を放ち、今永(手前)に祝福される大田
 6回、オースティン(手前)の二ゴロで同点に
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 「DeNA3-2阪神」(9日、横浜スタジアム)

 DeNA打線が、過去4勝14敗と苦手の阪神・青柳に粘り勝った。スタメンには9人中、7人の左打者を並べ、青柳に6回で116球を投げさせ、マウンドを下ろした。

 この日は青柳との対戦成績で、分の悪かった宮崎をベンチスタート。三浦監督は「そこも今までと違うことをしないといけないというところで、思い切って途中から行くことを宮崎にも話して、しっかり準備をしてくれと話して」と試合前の話を明かした。

 試合は2点を先制されるも、四回に1点を返し、六回1死三塁では最強助っ人・オースティンを起用。三浦監督も「紙一重ですよ」という打球は、青柳がグラブに当て二ゴロに。しかし三走・牧が生還し、同点に追い付いた。

 そして2-2と同点の九回。2死二塁で宮崎を代打起用も申告敬遠されたが、「もちろん色んなことを考えながら、今日は(大田)泰示もいましたし、ソトもいましたし」と動じず。次に大田を代打で投入。初球が暴投となり、嶺井が三塁に進塁。そして2球目を大田が左前にはじき返し、試合を決めた。

 試合後、取材を受ける大田の横に立った指揮官は開口一番「大田泰示がよく決めてくれました」と笑顔だった。

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