「中日３－２巨人」（９日、バンテリンドーム）

　巨人は攻守の歯車がかみ合わなかった。最下位の中日に痛恨の逆転負け。６連勝した４月以来の５連勝はならなかった。

　打線は初回と三回にそれぞれ１点を奪ったが、先発・メルセデスが大誤算だった。左腕は要所で甘い球を痛打されて失点を重ねてしまった。原辰徳監督は「ちょっと打たれすぎだね。やっぱりなかなか、攻撃にもリズムが出てこないね」と苦言を呈した。４回１／３を１０安打３失点でＫＯされた助っ人は「長いイニングを投げられずチームに申し訳ないです」と反省した。

　相手に流れを引き渡してしまい、連勝は４でストップした。「また、切り替えて」と指揮官。１０日の一戦に向けて仕切り直すしかない。