ヤクルト・村上が7月の月間MVP 6月に続き2カ月連続「すごくよかった」
7月度の「大樹生命月間MVP賞」が10日、発表され、セ・リーグの打者部門にはヤクルトの村上宗隆内野手が選出された。6月度に続き、2カ月続けての選出となった。
村上は7月度は20試合に出場し、打率・318を記録。8本塁打、17打点と主砲として苦しいチームを鼓舞し続けた。
村上は「すごく光栄なことですし、2カ月連続でこういういい成績を残せたというのも、すごくよかった」とまずは喜びを言葉にした。それでも7月は、今季ワーストの6連敗を喫するなど、7勝13敗。チームにとって苦しい1カ月だった。
野手では山田、塩見、青木ら主力組が、新型コロナウイルスの陽性判定を受け、一斉に離脱。高津監督も不在で戦う期間が続く中で、村上は「中心に僕がいるってところは自覚していますし、なんとかチームを勝たせられるような打撃をして、その中心としてチームを引っ張っていけたら」と自らの強い言葉で奮い立たせていた。
今だからこそ、「本当に7月はすごく自分の中でもいろいろな感情を持ちましたし、我慢しながら、1試合1試合集中してできたかなと思います」と胸中を明かし、現在4連敗中の8月についても「すごくいい月にしたい。残りの試合数も少なくなってきて、またさらに優勝っていうところが目に見え出すので、そこにとらわれすぎずに、しっかりやるべきことをやっていきたいなと思います」と足元を見つめた。