ロッテ・佐々木朗は6回3失点「失点したのは二回だけ」連続スクイズ許した序盤悔やむ

 2回、柳田に先制の右越えを打たれ打球を見上げる佐々木朗(撮影・開出牧)
 6回のマウンドに上がる前、満月(右上)が浮かぶ夜空にボールを掲げる佐々木朗(撮影・開出牧)
 2回、川瀬(左)のスクイズのバントでダッシュして捕球体勢に入るが後逸する佐々木朗(撮影・開出牧)
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 「ロッテ-ソフトバンク」(10日、ZOZOマリンスタジアム)

 ロッテの佐々木朗希投手が8月3日・楽天戦から中6日で先発し、6回を5安打3失点、10奪三振で降板。最速は160キロをマークしたが、6月22日・西武戦以来の7勝目はお預けとなった。

 風速11メートル以上の強風の中で、初回は3者凡退も、二回に先頭の柳田に先制の右越えソロを許した。さらに1死二、三塁から川瀬にスクイズを決められ、捕球できなかった佐々木朗には失策でついてピンチを広げた。続く甲斐にもスクイズを決められ、この回3点を奪われた。

 佐々木朗は「失点したのは二回だけ。単調なフォーム、単調なボールになり、そこが打たれた原因だと思います。その後はしっかり修正できてよい形で投げることができました」とコメントした。

 三回以降は立ち直り直球にフォーク、スライダーで奪三振ショー。五回は周東をフォークで空振り三振、今宮は159キロ直球で空振り三振を奪うと、最後は牧原大を158キロ直球で空振り三振。四回2死の甲斐から六回先頭柳田まで5者連続奪三振を記録したが、二回の3失点が響いた。

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