ロッテ・佐々木朗 得意ゾゾで今季初3失点 最速160キロ&10Kも連敗で3敗目
「ロッテ3-4ソフトバンク」(10日、ZOZOマリンスタジアム)
悔やまれる魔の二回となった。ロッテ・佐々木朗希投手(20)が6回5安打3失点(自責2)。最速160キロの直球で10三振を奪ったが、自身今季初の連敗で3敗目を喫した。「失点したのは二回だけ。単調なフォーム、単調なボールになり、そこが打たれた原因だと思います」。
10メートル以上の強風の中、初回は三者凡退と完璧な滑り出しだったが、二回、先頭の柳田に甘く入ったカーブを捉えられた。パ・リーグ打者相手に今季初被弾。これで気落ちしたのか、1死二、三塁から川瀬の投前へのスクイズを捕球できずに後逸。自らの失策も重なって2失点目。さらに甲斐にもスクイズを決められ、重い3点を失った。
ゾゾでは過去8試合、1失点以下に抑える無双の強さを誇っていたが、3失点は今季初。四回2死の甲斐から六回先頭の柳田まで5者連続三振。右手マメを気にするそぶりもなく快投を続けただけに「その後はしっかり修正できて良い形で投げられた」と朗希。この教訓を次につなげると誓った。