高松商業が“魔曲”効果で先制 「プリティフライ」にのり、5番・山田が先制適時打

4回、レフトへ先制適時打を放つ高松商・山田一成(撮影・伊藤笙子)
4回、レフトへ先制適時打を放ち、ベンチへガッツポーズの高松商・山田一成(撮影・伊藤笙子)
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 「全国高校野球選手権・2回戦、高松商-佐久長聖」(11日、甲子園球場)

 “魔曲”効果で高松商が先制点を挙げた。

 0-0で迎えた四回、ヒットと相手エラーで無死二、三塁のチャンスをつくると、一塁側アルプスから“魔曲”の呼び声高い「プリティフライ」が響いた。米国のパンクバンド「オフスプリング」の同曲をアレンジしたもので、高松商チャンス時の定番曲。甲子園でも選手の背中を押した。

 打席には5番・山田一成内野手(3年)。香川大会でなかなか結果を出せず「僕が足を引っ張った」と悔やんでいた中軸が、きっちり左前にはじき返して先制。さらに林息吹外野手(3年)が左翼へ犠飛を放ち、この回2点を奪った。

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