応援団も激闘 高松商は“魔曲”「プリティフライ」、佐久長聖はPL伝統受け継ぐ2曲を

PL学園の名曲「ウイニング」に合わせメガホンが揺れる佐久長聖のアルプススタンド(撮影・伊藤笙子)
アルプスから仲間を応援する佐久長聖の野球部員ら
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 「全国高校野球選手権・2回戦、高松商-佐久長聖」(11日、甲子園球場)

 両校応援団により、“魔曲”対“伝統”の対決が繰り広げられた。

 0-0の四回、高松商が無死二、三塁の好機をつくると、一塁側からは“魔曲”「プリティフライ」が流れる。米国のパンクバンド「オフスプリング」の同曲をアレンジしたもので、高松商チャンス時の定番曲。甲子園でも“魔曲”の勢いに乗り、5番・山田一成内野手(3年)が先制打を放った。

 対する佐久長聖は五回のチャンス、PL学園伝統の応援曲「ウイニング」を演奏。七回には、もうひとつのPL学園のオリジナル応援曲「ヴィクトリー」を通しで演奏。リードされた状況で奮闘する選手の背中を押した。

チームを率いる藤原弘介監督(48)が、かつてPL学園で監督をしていた縁もあり受け継いだという。応援団長の赤羽秀太内野手(3年)は「伝統を受け継いだという形。ここぞというときに流そうと。応援で勢いを呼び込めたらいい」と力を込めた。

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