オリックス、高卒2年目の元謙太がプロ初先発で初安打&初打点 中嶋監督も大喜び
「オリックス-楽天」(11日、京セラドーム)
オリックスの元謙太外野手がプロ初安打&初打点を記録した。
「8番・中堅」でプロ初先発。9日に初昇格を果たし、右翼の守備でプロ初出場は果たしていた。
二回1死では二ゴロに倒れたが、四回は1死三塁の好機で打席が巡ってきた。2球で追い込まれたが、外角の141キロ速球を逆らわずに、右前へ。プロ初安打を適時打で飾った。
元は塁上で手をたたき、喜びを爆発。中嶋監督はプロ初安打の記念球をベンチへ戻すように要求するなど、うれしそうに祝福していた。
元は20年のドラフト2位で中京高からオリックスに入団。20歳。今季は2軍で81試合に出場し、打率・215で2本塁打18打点の成績を残していた。
元は「得点圏の場面でしたし、追い込まれていたので、何とか前に打球を飛ばして、事を起こそうと思って打席に入っていました。(プロ初安打について)とても緊張していたんですが、1本出てくれてほっとしました!」とコメントした。