オリックス・中嶋監督 背番号27の後継者・元を称賛「トラウトになれと思って27」

 4回、元が右前に適時打を放つ
 楽天戦で好投した宮城(右)と伏見
楽天に勝利しタッチするオリックス・宮城(中央)=京セラドーム
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 「オリックス6-1楽天」(11日、京セラドーム大阪)

 オリックスは若手が躍動した。20歳の先発・宮城が8回2安打1失点で今季7勝目。プロ初スタメンだった20歳の元が初安打&初打点などの活躍を見せた。20歳の紅林も猛打賞を記録した。

 宮城は七回に浅村にソロを浴びたが、わずか2安打で1失点。中嶋監督は「力感なくというか、今日は丁寧にキレで勝負をしていた」とたたえた。

 打線は頓宮が先制2ラン。杉本にも15号ソロが生まれた。「本塁打は非常に大きいと改めて思います。頓宮、本当によく打ちましたね。ラオウ(杉本)の一発もそうですし。今日はよく打ちました。ベニ(紅林)も打ったしね」と評価した。

 初の先発起用となった元も期待に応えて、マルチ安打。初安打が適時打になった。「どこかでと思っていて、このタイミングかなと思いました。得点圏で食らいついていったのはいいと思う。ああいう姿勢がね、チームに出てくれたと思います。まだまだやらなきゃいけないことはいっぱいあります。走塁もね。ただ、守備に関しては非常に落ち着いて守ってくれている。そこはもう戦力だと思っています」と話した。

 指揮官は現役時代にオリックスで背番号27を背負った。元はその後継者にあたる。ただ、自身と比べて「全然違うやろ。捕手と違うし。(エンゼルスの)トラウトになれと思って、27。そっちでいきましょう」と笑った。

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