DeNA ツバメの背中見えてきた!最大17・5差から6差迫る 4連勝で貯金4

 「ヤクルト3-4DeNA」(12日、神宮球場)

 DeNAは首位・ヤクルトとの重要な3連戦初戦でバッテリーが奮闘し、4連勝へ導いた。大貫は雨の降る悪条件下で粘ってチームトップの9勝目。嶺井は四回に勝ち越し打で右腕を後押し。ヤクルトと6ゲーム差に迫った。

 大貫は二回、先頭打者の村上に内角のカットボールを中越えへ本塁打され先制を許した。主砲に許した痛打を教訓に、2-1の四回1死三塁での2度目の対戦ではフルカウントから強引に勝負せず四球とし、続くサンタナを二ゴロ併殺打でピンチを切り抜ける。冷静な駆け引きで大量得点を許さず、6回4安打2失点でまとめた。

 前日11日・阪神戦で決勝弾を放った嶺井もバットで応えた。同点の四回2死三塁。小川から右翼線にポトリと落ちる適時二塁打だ。

 今季は前半から正捕手の座を確保。後半戦は、バットでの勝負強さでも2位に浮上したDeNAをけん引する。首位との直接対決も「自分は(意識は)ないです」と話しており、リードする大貫を助けるしぶとい一打だった。

 後半戦に入り、チームは8勝1敗と猛烈な追い上げを見せ、最大17・5ゲーム差あったヤクルトの背中が見えてきた。大貫は奇跡の逆転優勝へ「誰ひとり諦めている人間はいない」と言葉に力を込めた。

野球スコア速報

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス