九州学院・村上慶太が現ヤクルトの兄・宗隆が果たせなかった聖地安打刻む 六回に三塁打

 6回、三塁打を放ち、右拳を握る九州学院・村上慶(撮影・北村雅宏)
 6回、三塁打を放つ九州学院・村上慶(撮影・北村雅宏)
 2回、送球がそれ、懸命に腕を伸ばす九州学院の一塁手・村上慶太(中央)=撮影・伊藤笙子
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 「全国高校野球選手権・2回戦、帝京五-九州学院」(13日、甲子園球場)

 ヤクルト・村上宗隆内野手の弟で九州学院の4番・村上慶太内野手(3年)が甲子園デビュー戦で三塁打を放った。

 8-4の六回、第4打席で1死走者なしで打席に入り、1ストライクからの2球目を打ち上げると、打球は右翼へ高々と舞い上がった。風にあおられてジャンピングキャッチを試みた右翼手のグラブに当たった後、外野を転がった。

 相手守備がボールを追う隙に、村上慶は190センチ、94キロの大きな体で風を切りながら三塁へ到達。大きなチャンスを作ると、次打者・松下翔内野手(3年)の左越え二塁打で9点目のホームを踏んだ。村上慶を起点に失策をはさみ5連打で、この回4点を奪った。

 兄・宗隆は2015年、1年夏の甲子園に出場したが4打数無安打で初戦敗退。慶太は兄もかなえられなかった安打を聖地に刻んだ。

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