中日・小笠原が自己最多11K 7回0封で6勝目 貫禄の投球で3戦連続無失点
「阪神0-2中日」(13日、京セラドーム大阪)
貫禄を感じさせた。中日・小笠原は7回を自己最多の11奪三振で、無失点投球は3試合連続。自身の星を五分とする6勝目を挙げ「先に点を取られた方が負けと思って必死に投げた」と充実感に浸った。
四回は四球とロハスの二塁打で無死二、三塁と最大のピンチ。ここでギアを上げ、佐藤輝をチェンジアップで空振り三振に仕留めると、陽川と山本はカーブを決め球に続けて3球三振。打者の懐、外角と、丁寧かつ大胆に攻めて乗り切った。
4安打に抑え、119球を投げて勝ち継投の面々につなげた。立浪監督も「非常に安定感がある。昨年は80球から100球ぐらいで球威が落ちていたが、克服できている」と信頼を寄せる。12日の大野雄の完封に乗せられるように力強くゼロを並べてみせた。