聖望学園・岡本監督は大阪桐蔭に脱帽「これは打てないなと」「レベルが二つ三つ上」

 8回、遊ゴロ併殺打に倒れる聖望学園・荒江(中央)=撮影・北村雅宏
 大阪桐蔭に大敗し、スタンドの応援団にあいさつへ向かう聖望学園ナイン(撮影・北村雅宏)
 2回戦で敗れ、ナインとグラウンドを去る岡本監督(左)
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 「全国高校野球選手権・2回戦、大阪桐蔭19-0聖望学園」(14日、甲子園球場)

 大阪桐蔭(大阪)が25安打で19得点を奪い大勝した。聖望学園(埼玉)は2安打で完封負けに終わった。

 岡本幹成監督は「大阪桐蔭はすべてにおいてレベルが二つ三つ上。スイングスピード、ボールの見極め、すべての面でいい勉強をさせていただいた。大差になったが、試合ができたのは大きな財産」と脱帽だった。

 9三振を喫した相手先発の前田悠伍投手(2年)について「すごくいい投手と聞いていたし、甲子園で投げている姿を見ている投手なので、これは打てないなと当初から分かっていた」と攻略の難しさがあったとした。その上で「失点を少なくしないと勝負にならないぞと選手に伝えていたが、最初に失点して浮き足立った」とディフェンス面で突破口を見いだそうとしたが、思い通りに進めることができなかった様子だ。

 今後に向けて、チームの課題が浮き彫りになった形で「力の差を痛感している。複数投手の育成も大事にしないといけないし、控え選手の底上げも必要」と改めて大阪桐蔭の層の厚さを実感していた。

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