侍・栗山監督“日本にルーツ”の選手「思いっきり探してます」米国視察から帰国
来年3月のWBCへ出場する野球日本代表「侍ジャパン」の栗山英樹監督(61)が14日、米国視察から帰国した。エンゼルス・大谷翔平投手(28)やパドレス・ダルビッシュ有投手(35)ら米国でプレーする全選手とコンタクトを取って状態などを確認。また、日本にルーツのあるメジャー選手の調査も行っていることを明かした。
歴代侍指揮官などから話を聞く中で「向こう(メジャー)のことを知っている人のアドバイスや、いろんなことがプラスになると言っていた」とし、今回の視察で得た情報を元にメジャー選手を含めた選手選考の絞り込みを加速させていく。
さらに、日本にルーツを持つ選手についても「思いっきり探してます」と栗山監督。両親が日本国籍を有している場合などは、その国の出場資格を持つが、最強メンバーの模索へ聖域を設けずに調査を進めているという。
来年2月中旬には宮崎で強化合宿を行うことも決定。今後、急ピッチで選手選考を進め、宮崎合宿までにメジャー組を含めた最強の侍軍団を編成していく。