ヤクルト・高津監督、山田の一発で「よし勝つぞって雰囲気になった」30Sマクガフには「感謝」
「ヤクルト4-2阪神」(17日、神宮球場)
高津ヤクルトが投打共に逃げ切り、3連勝でカード勝ち越し。村上、山田のアベック弾に、投げては高橋が8勝目。守護神・マクガフは両リーグ最速の30セーブに到達した。
試合後の高津監督の一問一答は以下のとおり。
-先発・高橋
「久しぶりの登板だったので、すごく緊張しているようにも見えたし、すごく力が入っているようにも見えたし。ちょっと登板機会が空いたっていうところを、僕なりにいいように捉えて、体調良くマウンドに上がれているんじゃないかなと思って、そういうふうに見ていました。球自体は非常によくて、ちょっとボールが多くなるシーンはあったんですけど、全体的にはよく投げたと思います」
-コロナの濃厚接触者疑いで、思わぬ形で離脱した
「いつでもいけます、みたいな感じだったので、彼はそういう…熱いというか、強いというか、そういう気持ちの持ち主なので、ゲームに参加できなかった悔しさを今日ゲームにぶつけたんじゃないですか」
-打っては村上が3ランで決勝点
「ランナーためて、一振りで3点を取ったわけですから、その前の塩見であったり、哲人が四球でつないだりね、サンタナのはちょっと、ん?と思ったけども、一振りで3点取ったわけですから、すごく大きな一振りだったと思います」
-山田にも大きな当たり
「大きかったね、あの1本はね。なかなか走者がムネのホームラン以降、十何人連続で打ち取られていた訳なので、あのホームランは大きかったね。勝ったとは思わないけど、すごく重い雰囲気だったベンチが、一気にこう、よし勝つぞっていう雰囲気にはなりましたね」
-マクガフが30セーブ
「スコットは嫌な顔1つせずね、しんどいときも、日本風にいうと心を込めてね、しっかり投げてくれるので、この数字はついてきて当然だと思います。強いチームであれば、セーブが多くつくのは当然のことだとは思うんですけど、ベンチを外れることなく、シーズン当初からしっかり最後を任せられている、その投球というのは本当に感謝しています」