近江が激闘制し2大会連続4強入り エース山田も奮闘 多賀監督63歳誕生日に

7回、勝ち越し適時打を放ちガッツポーズを決める近江・中瀬(撮影・高部洋祐)
7回、高松商・浅野翔吾の悪送球で同点の生還を果たす近江・大橋大翔(2)=撮影・高部洋祐
6回、適時打を放つ近江・山田陽翔(撮影・高部洋祐)
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 「全国高校野球選手権・準々決勝、近江7-6高松商」(18日、甲子園球場)

 近江(滋賀)が激闘を制し、2年連続のベスト4進出を決めた。2番手・星野が、エース山田が八回途中に降板するアクシデントを救った。

 近江は初回から3イニング連続で小刻みに加点。送りバントで走者を進め、適時打や犠飛で走者を返した。六回には山田がこの日2本目の左適時打で5点目を挙げた。勝ち越された七回には相手のミスに乗じて追いつき、3番・中瀬の左前打で勝ち越した。

 近江の多賀監督はこの日が63歳の誕生日で、アルプスから「ハッピーバースデー」が流れるシーンも。エース山田陽翔投手(3年)は7回1/3、136球を投げ、9安打6失点10奪三振だった。試合後、山田はウイニングボールを多賀監督に渡した。

 高松商は、今秋のドラフト候補の浅野翔吾外野手(3年)が3安打の大暴れ。三回には中越え同点2ランを放つなど3安打1申告敬遠。打線も七回に井桜、渡辺の連続適時打と押し出し死球で一時は逆転したが、守備の乱れが痛かった。

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