下関国際、「一気に流れがきた」三重殺 生きた想定練習、バント小飛球取った投手、迷わず「投げた」

 7回、大阪桐蔭・大前圭右(左)を投飛に打ち取り、素早く二塁に送球する下関国際・仲井慎(撮影・高部洋祐)
 7回、下関国際・松本竜之介の送球を下関国際・森凜琥(中央)がつかみ、トリプルプレーが成立(撮影・高部洋祐)
 7回、大阪桐蔭・大前圭右を投飛に打ち取った下関国際・仲井慎の送球を受け、素早く一塁に送球する下関国際・松本竜之介(撮影・高部洋祐)
3枚

 「全国高校野球選手権・準々決勝、下関国際5-4大阪桐蔭」(18日、甲子園球場)

 試合終盤に飛び出したビッグプレーが、下関国際に大金星を呼び込んだ。

 3-4と1点を追う七回の守り。無死一、二塁の場面で、大阪桐蔭の7番・大前圭右内野手(3年)のバントが小フライとなったのをキャッチした下関国際の2番手、仲井慎投手(3年)が二塁へ好送球。二走が戻れずアウトになり、二塁から一塁への送球で一走も戻れずアウト。三重殺を成立させた。

 夏の甲子園では、2013年に愛工大名電が1回戦(対聖光学院)で五回に成立させて以来9年ぶり9度目のトリプルプレー。このプレーについて、仲井は「練習の中でずっと投内連係でやってきていた。たまたま小フライになって遊撃、二塁のカバーもやってきていたのでそういうプレーができた。(二塁へ迷わず)投げた。自分達は終盤勝負と思って居たので、一気に流れがきた。(三重殺は)初めてです」と、してやったりで振り返った。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス