夏の甲子園4強出そろう 甲子園V経験校消えどこが勝っても初優勝に 東北勢同士の準決勝は史上初

 ベスト4一番乗りを決め、喜びを爆発させる仙台育英ナイン(撮影・伊藤笙子)
 試合後、高松商・浅野翔吾(左)に話しかける近江・山田陽翔=撮影・伊藤笙子
 大阪桐蔭を破り、アルプスに駆け出す下関国際ナイン(撮影・高部洋祐)
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 「全国高校野球選手権・準々決勝」(18日、甲子園球場)

 準々決勝4試合が行われ、ベスト4が出そろった。

 顔ぶれは仙台育英(宮城)、近江(滋賀)、下関国際(山口)、聖光学院(福島)。

 昨年は大会史上初めて近畿勢が4強を独占したが、春夏連覇を狙った大阪桐蔭が敗れ、センバツ準優勝の近江だけになった。東北勢2校が4強入りするのは、2013年の日大山形、花巻東以来の9年ぶりとなった。夏の優勝経験がある大阪桐蔭、高松商が敗れ、センバツV経験のある愛工大名電も敗退。どこが勝っても甲子園初優勝となる。

 20日に行われる準決勝の組み合わせは以下の通り。

 仙台育英-聖光学院

 近江-下関国際

 東北勢同士の準決勝対決は史上初となった。

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