ロッテ・佐々木朗希「失投が多く」まさかの3被弾も7勝目の権利 6回5失点で降板
「楽天-ロッテ」(19日、楽天生命パーク宮城)
ロッテ・佐々木朗希投手が6回プロワーストタイの5失点、プロ初の3被弾を喫しながら、約2カ月ぶりの7勝目の権利を得て降板した。
初回2死から浅村に四球。続く島内には161キロの直球を振り抜かれると、一、二塁間をライナーで破った打球はフェンスまで到達した。右翼手・岡が右中間寄りに守備位置を取っていたことで、一、二塁間の打球で一走・浅村が一気に生還した。
その後、味方が逆転したが、四回には1死一塁から茂木に右翼席へ逆転2ランを被弾。139キロのフォークを仕留められた。
五回には浅村に152キロを捉えられ、右翼席へのソロで4点目を献上。プロ初の2被弾となった。
そして味方が逆転した直後、2点リードの六回には2死から152キロを鈴木に右翼席へ運ばれると、思わずがっくりと膝に手をついた。まさかの3被弾に、苦笑いを浮かべた。
それでも、1点リードでこのイニングを投げ切った。球数は95球。六回には女房役の松川が走者一掃の3点二塁打を放つなど打線の援護を受け、白星の権利をつかんだ。
佐々木朗は試合前まで15試合の登板で6勝3敗、防御率1・96。7勝目を挙げると、6月22日の西武戦以来の白星となる。
佐々木朗は「今日は失投が多くて長打を打たれてしまうことが多かったので、しっかり修正していきます。今はチームが勝つことを信じて応援します」とコメントした。