DeNAハマスタ15連勝 嶺井が決めた!走者一掃逆転二塁打 ヤクルト猛追5差迫る
「DeNA8-3広島」(19日、横浜スタジアム)
痛烈な打球が左中間を抜けた。1-2の四回2死満塁で、DeNA・嶺井は2球ファウルして追い込まれながらも、玉村の低めの変化球を鋭いスイングで拾った。「どんどん振っていこうと思った。いい結果になって良かった」。走者一掃の逆転二塁打でチームを4連勝、横浜スタジアム15連勝に導いた。
1-0の四回の守りで2点を奪われ、捕手として取り返そうと奮起した。これで今季29打点としてプロ9年目で自己最多を更新し、バッテリーを組んだ大貫に自己最多タイとなる10勝目をプレゼントした。
今季は主戦捕手を務め、思い切りのいいリードで投手陣を引っ張っている。後半戦に入ってからは先発マスクをかぶった試合は全勝。扇の要として貢献しながらも「毎回、打者に助けられている」と打線を持ち上げた。
首位ヤクルトを最大17・5ゲーム差から猛烈に追い上げ、5月10日以来となる5ゲーム差。貯金も今季最多の7とした。三浦監督は「間違いなくチームの中身が変わってきている。これを止めないで続けていく」とさらに表情を引き締めた。