4強敗退も聖地で輝いた近江・山田、プロ志望表明「プロ野球にいけるのであればいかせていただきたい」

 試合後、涙をこらえながらクールダウンする近江・山田陽翔(撮影・伊藤笙子)
 9回、左飛に倒れて最後の打者となり、うつむく近江・山田陽翔(撮影・伊藤笙子)
準決勝で敗れ、うつむきながら下関国際の校歌を聴く近江・山田陽翔。奥で山田を見つめるのは多賀章仁監督(撮影・伊藤笙子)
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 「全国高校野球選手権・準決勝、下関国際8-2近江」(20日、甲子園球場)

 近江は大阪桐蔭を破って勝ち上がってきた下関国際の勢いを止められず、2年連続4強敗退となった。センバツに続く2季連続の決勝進出はならなかった。

 5試合連続の先発となったエースで4番の大黒柱の山田は、七回途中で降板。132球7安打7四球7奪三振5失点だった。今大会の球数合計は644球。甲子園通算歴代5位タイの11勝、通算奪三振は歴代3位の115個をマーク(1970年以降)。聖地に確かな記録と記憶を残し、“湖国の鉄腕”は最後の夏を終えた。試合後、アルプスへの挨拶後には、涙がこぼれた。

 試合後は「結果的には四死球がすごく多くて、なかなか前半からリズムに乗れないというのが続いたんですけど、そういうところが負けに直結したのかなと思います。下関国際の打線は抜けがないといいますか、打者1人1人が考えていて、すごく投げずらかったという印象があります」と、振り返った。

 進路については「プロ野球にいけるのであれば、いかせていただきたいと思います」と、プロ志望を表明した。

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