「楽天５－２ロッテ」（２０日、楽天生命パーク宮城）

　楽天・田中将大投手が７回を６安打２失点（自責０）に抑え、７月３０日・日本ハム戦以来の７勝目を挙げた。

　１５０キロの直球にスプリット、スライダーを駆使し失点を防いだ。過去２試合は４失点以上を喫したが、背番号１８が復調を印象づける力投。チームも首位西武との差を２ゲーム差に縮めた。

　試合後はお立ち台で、「たくさんランナーは出してしまいましたが、粘って粘って」と投球を振り返った田中将。夏の甲子園で決勝進出を決めた地元、仙台育英の話題を自ら出し、「今は仙台育英が決勝に進んで、皆さん、そちらのほうで盛り上がっていると思いますが、イーグルスも優勝目指して日々頑張っていますので、皆さん力を貸して下さい」と笑顔で呼びかけた。