仙台育英 打撃にも自信!下関国際の二枚看板想定で練習

 決勝(22日午後2時、甲子園)を控えた仙台育英と下関国際の2校が21日、西宮市内の甲子園球場で公式練習を行った。天候不良により内野は使用できず、ランニングとキャッチボールのみ外野芝生で実施。そのほかは室内練習場で打撃練習を行うなど、両校ともに初優勝がかかる一戦に向け、最後の調整を行った。仙台育英はこれまで通り継投策で挑み、下関国際は先手を奪い、必勝継投に持ち込んで勝利を狙う。

 東北初の戴冠へ攻撃面でも準備はバッチリだ。打線は準決勝の聖光学院戦で19安打18得点と絶好調。主将の佐藤悠斗外野手(3年)は「ベストなモチベーションと体の状態で臨める」と仕上がりに自信を見せた。

 警戒するのは下関国際の二枚看板。須江航監督(39)は「古賀君は丁寧に投げて、打ちがたい。仲井君は(背番号)6番とはいえ大会屈指の好投手」と話す。この日の室内打撃練習では、ベンチ外の左右の投手が打撃投手を務め、古賀&仲井の強力継投を想定した。

 「日本一になることを目標にやってきてあと一歩。いつも通りの自分たちのプレーができたら」と佐藤主将。悲願達成へやるべきことはやった。あとは平常心で臨むだけだ。

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