11人がPCR検査で陽性 全国高校野球選手権大会の業務に携わる要員 決勝は新たな要員などで対応
全国高校野球選手権大会の大会本部は22日、業務に携わる要員のうち11人が20~22日に医療機関でのPCR検査で新型コロナウイルスの陽性判定を受けたと発表した。大会本部の要員は、選手はじめ学校関係者や応援団と接する際は絶えずマスクを着けており、濃厚接触にあたるケースはないとみている。
11人は大会中同じ宿に泊まっており、集団感染の可能性がある。この11人を含めた本部の要員は、宿所で毎日夜にミーティングをし、夕食会場は同じ。(ミーティングはマスク着用、食事は個別配膳の日とビュッフェの日があった)。1人が発熱して20日夜に陽性判定を受けたため、宿所や業務で接触のあった計23人のPCR検査をしたところ、22日午後にさらに10人が陽性と判定された。
11人は個室で隔離するなどし、感染がこれ以上広がらないようにしている。22日の決勝は新たに要員を手当てするなどして対応した。