高松商・浅野 世界一へ近江・山田らと共闘決意「チームが勝つことを考えて」
来月9日からアメリカ・フロリダ州で開催される、「第30回WBSC U-18ベースボールワールドカップ」の日本代表に選出された高松商の浅野翔吾外野手(3年)が23日、大会へ向けた意気込みを語った。
U-15日本代表に選ばれた中学3年以来の日の丸。浅野は「素直にうれしい。高校入学からU-18に選ばれたいと思っていた」と、夢見た舞台に思いをはせる。「U-15はアジア大会だった。今度は世界なので気合が入ります」と表情を引き締めた。
夏の甲子園では出場3試合で打率7割、2打席連続を含む3本塁打と、強烈なインパクトを残した。今度は激闘を繰り広げた近江・山田陽翔投手(3年)や、大阪桐蔭の正捕手・松尾汐恩捕手(3年)らと共闘し、世界一を目指す。「全国のいい選手が集まるし、学べることはたくさんある。いい物をもって帰りたい」と、さらなる成長のチャンスを歓迎した。
世界の頂へ、本人は「チームが勝つことを考えていれば、自分の結果にもつながる。チームのことを考えて、自分が打てなくても世界一になれればいい」というが、高校通算67本塁打の打力に大きな期待が集まる。世界の舞台で、規格外のパワーを爆発させる。