波乱の楽天-ソフトバンク 初回だけで約1時間経過 両軍計11点、ハプニングも影響

 初回から大荒れとなった楽天生命パーク
1回、野村大(手前)に先制の2点二塁打を許した釜田
 1回、野村大が右翼に先制の2点二塁打を放つ
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 「楽天-ソフトバンク」(25日、楽天生命パーク宮城)

 初回から点の取り合い。初回だけで計11得点、53分を要する異例の展開となった。 さらに、初回の攻撃を終えた後、イニング間には死球を受けた浅村の治療などで5分を消化。試合は18時に開始されたが、二回表が始まったのは18時58分だった。

 先行のソフトバンクは初回に4得点。野村、谷川原の適時打など5安打を集中させた。この間、楽天右翼手の岡島が右側頭部に打球が当たって負傷交代。試合が5分程度中断するハプニングもあった。

 しかし、波乱の展開は裏も続行。楽天は5安打を集中して7点を返し、試合をひっくり返した。ソフトバンクは板東が4四死球を与えるなどの大乱調だった。

 長時間試合では92年9月11日の阪神-ヤクルトの6時間26分が最長。スコアは3-3、15回引き分けだった。パ・リーグでは13年9月4日の日本ハム-ソフトバンクの6時間1分。延長12回、ソフトバンクが9-7で勝利した。

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