楽天が逆転勝ち!初回だけで1時間経過も二回以降は約2時間のハイペース決着
「楽天7-5ソフトバンク」(25日、楽天生命パーク宮城)
楽天は4点のビハインドを跳ね返し逆転勝ち。連敗ストップとなった。試合時間は3時間8分だった。
初回だけでソフトバンクが4点を先取し、楽天が7点を取り返す波乱の幕開け。ほぼ1時間、58分が経過する異例の展開となったが、二回以降は一転の投手戦となった。
楽天は4点を先制された直後の一回、相手先発の板東を攻めチャンスを作ると、島内、銀次の連続適時打で1点差に詰め寄る。さらに押し出し四球で同点とすると、炭谷の適時打でとうとう勝ち越し。仕上げに西川が適時打を放ち、一挙7得点を奪った。
怒濤(どとう)の攻撃で逆転に成功すると、二回から継投に移る執念の采配。二回に1失点こそしたものの、7人の投手リレーで逃げ切り。2番手で2イニングを投げた鈴木がプロ初勝利を挙げた。
初回の守りでは岡島が右翼守備で照明と打球が重なり右側頭部に打球が直撃するハプニング。5分の中断があるなどして試合時間が長引いたが、終わってみれば3時間8分で終了した。楽天は前夜、延長に及ぶ熱戦に敗れるなど、痛い敗戦が続いていたが、チーム一丸で勝ちをもぎ取った。