「日本ハム－ソフトバンク」（２６日、札幌ドーム）

　日本ハム監督の新庄剛志ビッグボスが試合前に取材に応じた。

　ペナントレースも終盤に差し掛かり、現在日本ハムは残り２９試合で、借金２３の最下位。５位とは９ゲーム差と苦しい状況が続いているが「まあぶれずにやっていきますよ。なんか俺５年後、６年後とかに監督が代わって、今の若いチームの土台作ってて。前のソフトバンクみたいな連覇を続けていってる中で、その時の監督が『いやいやいや、このチームはビッグボスが土台を作って、今のメンバーの若い連中たちが連覇を作ってくれた。土台を作ってくれたのはビッグボス』って言われるチーム作りをしたい」と、語った。

　その上で「やっぱ監督はその年、年で自分が優勝させたいっていう気持ちが強い監督しか監督にならないと思うんですよ。俺はそこの自分のプライドもそんなにないし、プロ野球を変えたい、いろんなチームから真似されたい。だから優勝させたいっていうのはあんまりね、ないんですよね。名を残したいとも思わない。一生懸命生活を懸けてやってる選手たちと一緒に成長していって、楽しい野球を」と、改めて自身の監督像を語った。